晩秋の信州の夜空を彩るお祭りの魅力

長野市で晩秋に開催される長野えびす講煙火大会は、100回以上続く歴史ある花火大会である。このお祭りは、技術がまだまだ未熟な花火師は参加できず、一人前として認められた花火師だけが参加できるため、お祭りで打ち上げられる花火は出世煙火と呼ばれている。そんな質の高い一流の花火を観ることができるお祭りとして、全国的にも有名な花火大会である。
見どころは音楽と花火がコラボレーションしたミュージックスターマインや、八号玉約100発の花火が連続して打ち上げられる大スターマインなどである。また、全国屈指の一流の花火師による新作花火コンテストが開催されることも、このお祭りの魅力の1つだ。
信州の澄んだ夜空を彩る一流の花火を落ち着いて観覧できる席も用意されている。その一つが有料観覧席だ。この特別席は全席指定でゆったりとしたプレミアムシートとなっている。また、テーブルが付いていて、お弁当や飲み物、お土産なども用意されている。駐車場が付いているのも嬉しいポイントだ。
もう1つは花火を間近に観ることができる、えびすシートである。持ち込みが自由となっている席で、お弁当は付いていないがお土産が用意されている。晩秋の信州の夜はとても冷え込むが、プレミアムシートには膝掛けと使い捨てカイロ、えびすシートにも使い捨てカイロが用意されているのも嬉しい。
夏が終わるころに販売が開始される。すぐに埋まってしまうので、長野えびす講煙火大会の醍醐味をたっぷりと味わいたい人は早めの購入がおすすめである。